609号室
ふたあい政則はらだ プロデュース
テーマ/月(球体)
プロフィール
1952年生まれ徳島県鳴門市に生まれる。
写真家のかたわら1976年から藍染の研究をはじめ、
1988年鳴門市池谷に藍染工房「ふたあい」を設立、大阪神戸高松高知など各地で個展を展開。
1991年朝日現代クラフト展入選、以降、皇太子や天皇陛下が来徳の折のご休憩所の装飾などに携わる他、徳島県が天皇陛下(宮内庁)に県の工芸品を献上する折の作品を手掛けるなど、阿波藍の魅力発信に貢献し続けている。
伝統とモダンを調和させる現代の藍染職人で、工房名の「ふたあい」には伝統色である「二藍」とクロスオーバーする従来の藍染めと現在の藍染め「ふたつの藍」という思いが込められているという。
藍染めの中でも珍しい型染め技法からうまれる作品は、写真家のかたわら藍染の研究をはじめた異色のキャリアのもつ感性と、試行錯誤を重ねて生み出した繊細な職人技が光る逸品。
阿波藍ルーム(609号室)では、阿波藍600年の伝統美と緻密で繊細な型染めの技法で染められたモダンでシャープな藍染めを融合させた、ふたあい政則はらだ氏の作品に囲まれてお過ごしいただけます 。
藍染作品
阿波藍染作品
・玄関ドア前壁面/本藍染型染め「荒波に浮かぶ月」
・廊下の藍染作品(1点/額入り)「波間の月に遊ぶうさぎ」
・床の間の藍染作品(1点/額入り)「月に飛鶴文」
・テーブルセンター(1点)「椿」
・座布団カバー(4点)*球体幾何学模様
・卓上ミニランプ(1点)*メイプル藍染(矢野工場・オザキ工芸・河野真空プレス)
・本藍染建具:本間ふすま2枚次の間ふすま3枚「月の満ち欠け上弦の月~半月~満月」
・本藍染建材:床の間(矢野工場・オザキ工芸・河野真空プレス)
プロフィール
ふたあい政則はらだ ▼染色歴 | |
1952年 | 鳴門市に生まれる |
1970年 | 写真家のかたわら、藍染の研究を始める |
1988年 | 鳴門市池谷に藍工房「ふたあい」設立 キャラリー(高松・岡山・神戸・大阪・高知・徳島)にて個展開催 |
1991年 | 朝日現代クラフト展入選 皇太子殿下徳島県行幸時御休息所装飾 読売テレビ「遠くへ行きたい」放送 |
1993年 | 天皇陛下徳島県行幸時御休憩所装飾 ふるさと文化人6人展出展(賀川豊彦・瀬戸内寂聴・新井天鶴・バロン薩摩・立木利治・ふたあい政則はらだ) |
1994年 | 読売テレビ「遠くへ行きたい」放送 |
1995年 | 徳島そごう美術画廊にて個展 四国放送テレビ「ふるさとトークみらい21」放送 |
1996年 | 倉敷三越美術画廊にて個展 |
1997年 | 四国放送ラジオ「あわ紳士録」放送 徳島そごう美術画廊(吉野川)にて個展 徳島県日仏協会パリ祭出品 アメリカ・サギノー市庁舎とサギノー庵に作品寄贈 アメリカ・ミシガン州のハイスクールで作品展示 |
1998年 | 香川県日仏協会パリ祭協賛 高知大丸美術画廊にて個展 天皇陛下徳島県行幸時(藍・木工・デザインによる作品)御買上賜る |
1999年 | 徳島県より天皇陛下(宮内庁)に(藍・木工・デザインによる作品)献上 |
2001年 | 徳島県全国農業青年交換大会ファッションショー出品 |
2003年 | 徳島阿波銀プラザ「藍と花」協同展 |
2005年 | 徳島阿波銀プラザ「藍と墨」二人展 |
2007年 | 徳島そごう美術画廊(空間に藍を染め)にて個展 徳島県台22回国民文化祭開会式・閉会式舞台装飾 |
2010年 | 徳島県阿波藍×未来形プロジェクト(吉田邸)展示 |
2011年 | 徳島県文化の森「藍色のあるくらし展」展示 |
2014年 | 徳島県より皇太子殿下(宮内庁)に献上 |